自分の強みは何だろう?と悩む方は多いと思います。
そんな時に試してみると面白い本があります。
「ストレングスファインダー、さあ自分の才能に目覚めよう」というタイトルです。
ギャラップ社というアメリカの会社が出版していて、世界各国でよく読まれています。
強みを34に分けて、その強みを4つの分野に分類しています。
1,人間関係構築力
2,実行力
3,影響力
4,戦略的思考力
私が人事部で研修をしていて各人の強みを探してもらう時によく使っていました。
多くの質問に答えることで、34の強みの中でベスト5を教えてくれます。
面白いことに、この本の裏にパスワードが書いてあり、それをホームページ上で打ち込みネット上で答えることでその5つがわかるという仕組みになっています。
5つの強みがわかれば、本に記載されているそれぞれの強みを見て、その活かし方を知ることが出来ます。
実は、個人で使う場合は5つの強みしかわかりませんが、研修で使う場合は会社と契約するので、知ろうとすればデーター的には34の強みを強い順にすべて知ることが出来ます。
しかし、研修で参加者にはすべて教えないで、やはり上から順に5つしか伝えません。
その理由は、34全て伝えると、ひとはスコアが低いところに目を向けてしまいがちになります。
最も大切なことは、その人の能力を伸ばすときは、その人の強みに注目して、そこを伸ばすことで最大の効果を得ることなのです。
誰にも34の順位があり、その順番は人それぞれです。
各人が自分の強みを注力し伸ばすことで組織全体の力も大きくなります。
なにより強みを伸ばすことは、その人にとっても心地よく幸せな気持ちになります。
定活をする方にとっても同じことと思います。ご自身の強みを知り、それに集中し、伸ばし続けることで必ず道は開けてくるでしょう。
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