· 

ドーパミンとオキシトシンの幸せ継続効果

幸せという気持ちは、その時に分泌される科学物質で説明できる、と精神科医の樺沢紫苑さんは言われます。

 

幸せはピラミッドの形をした三層構造からなる三角形になぞらえて言うと、下層部は心と身体の健康状態が良いと分泌される「セロトニン」、真ん中の層はつながりや愛がある時に分泌される「オキシトシン」、上層部は物事が上手くいったり成功したりした時に分泌される「ドーパミン」になり、その分泌具合で幸せの度合いが変わるというのです。

 

しかしドーパミンは刺激が強く高い幸福感が得られる一方、短期的で麻痺してしまいその効果は短期的です。 一方オキシトシンはじんわりと幸福感が広がっていき、なかなか下がりにくいという特徴があります。

 

日常の出来事から見てみると、確かに仕事の目標やプロジェクトが上手くいくと、たいへんな高揚感があるが、日がたつに従ってその喜びも忘れてしまいがちです。一方家族との絆や人から得られる愛情はずっと感じながら維持されているな、と感じます。

 

オキシトシンはお得だけど、ドーパミンはすぐなくなるので、もったいないなーと思ってしまいますね。

2つを融合することはできないのかなと欲張りに思ってしまいます。

 

実はそれが出来るのがわかりました。

 

その方法は。ドーパミンが出た時にそのままにしておくのでなく、同時にオキシトシンを出すようにすれば、ドーパミンはオキシトシンと同じように維持することがわかってきたのです。

 

つまり、目標達成したり、お金が儲かったりしたときに、ウハウハ喜ぶだけでなく、同時にオキシトシンを出すようにする、感謝したり協力してくれた人にお礼の気持ちを持つなどすれば、そのドーパミンは激減しないで継続し、オキシトシンとドーパミン両方の幸せを同時に感じられるのです。

 

オキシトシンは万能薬ですね。取りあえずオキシトシンを意識して、繋がりや愛情ホルモンを大切にすることで、人との人間関係は大きく改善するようです。

 

 

私もオキシトシンをバンバン出すように心がけます!!