すっぱいものと言えばお酢ですが、日頃から少しずつ採っていればかなり良いことがわかりました。
酢の成分である酢酸は脂肪の取り込みをブロックして太るのを抑えてくれるのです。
また、酢酸の代謝によって生成されるアデノシンという物質が血管壁の受容体へ結合すると、血管が拡張し血圧が降下する、というのです。
シニアにとって血管系の病気になる前の血管のつまりを薬でなく抑えてくれるのはいいですね。
血圧低下に関しては、面白い話があります。
あるお酢メーカーの休憩室に様々種類のお酢ドリンクや酢漬けの野菜が置いてあり、社員はいつでも飲んだり食べたりしても良いらしいです。
この会社の血圧高めの社員がこの休憩室でお酢ドリンクやピクルスを休憩時間にこまめに摂るようになったところ上の血圧が155あったのが120になったらしいです。
結構効きますね。
この時に注目すべき点があります。この明日の血圧低下作用は4時間しか効かないらしく、4時間が経つと徐々に上がってくるらしいです。
だから血圧が下がった社員の方は、休憩ごとに4時間を過ぎずにお酢ドリンクとピクルスを食べていたので降圧効果は維持できたようです。
こうしてお酢には降圧効果があることから、酢を用いた特定保健用食品には「本品は食酢の主成分である酢酸を含んでおり、血圧が高めの方に適した食品です」という表示が許可されています。
このようにシニアにとって、お酢を日常に気軽に摂ることが出来れば、快適な生活を送れますよね。
日常に摂れるように、いろいろな種類のお酢が発売されているので、料理に少しだけ入れたり、果物入りのドリンクにしたりして、楽しみながら摂っていこうと思います。
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