東京五輪スケートボード女子ストリートで西矢椛選手は13歳という若さで優勝しました。
オリンピックで初めての競技になったスケートボード。今までスポーツのイメージがあまりなかったが、今回のことで広く注目されるようになるでしょう。
初めての競技以上に、話題になり注目されたポイントは、まだ中学生という若さです。
いろいろなインタビューを見ていても、その若さでどうのこうの、という質問が多かったと思われます。
それに対して、西矢選手は、「年齢は関係ないと思います。」と答えたコメントが気になりました。
西矢選手にとって、我々が思うほど自分の年齢は気にしていなかったと思います。
その若さで、という言葉には、「経験や練習量はそんなに積んでいないでしょうに、凄いね」という失礼な思い込みがどこかにあるように感じます。
アスリートにとって、技術を高めるには年数と経験が必要、という常識のようなものがあると思われます。 しかし技を極めるのには、何がしかの勘とポイントになるものがあるとすれば、確かに年数は関係なく、極めて個人的なものの違いが大きく関係してくるでしょう。
西矢選手にとって、トップレベルまで届いているので、それが年齢と関係あるとは思っていないはずです。個人的に楽しみながら、練習に多くの時間を費やしてきたことは事実で年齢とは関係ないです。
シニア世代や年齢が高くなると、自分たちは長い間生きてきたので若いやつよりは優れていると思いがちです。
年齢でなくその人の前向きな生き方に注目すると、年齢を超えた素晴らしい考え方や行動が見えてくるのでないかと思えてきました。
シニアや高年齢者は若い人から学ぶ、という心がけが更なる成長を促してくれるのかもかもしれませんね。
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