今日でお盆も終わり、今年は最大級の前線に襲われましたが、これからは次第に秋に向かって季節は移っていきますね。
子どもの頃、夏休みの宿題をまだ済ませていなかったら、この辺りから次第に焦りを覚えてきたものです。
夏休みに「もう2週間しかない、夏休みの課題は何しよう」と思ったのも懐かしいです。
このもう2週間の「もう」ですが、これを2週間もの「も」に変え、まだ2週間もある、とすると同じことなのに一気に気持ちが楽になります。
こうして思えるのは、大人になって研修講師をし伝える事を勉強しだしたからで、その時はただ焦るだけでした。
言い方を変えることでポジティブな気持ちに変わることを、心理学的には「リフレーミング効果」と言います。
有名なのは、コップに水が半分入っているのを見て、半分しか入っていないと思うのか、半分も残っていると思うか、の例えです。
そう考えると、いろいろ出てきますね。
① オリンピックが終わってしまった。 → 次のオリンピックへのカウントダウンが始まった。
① 無人島で生き残れる可能性はわずか。 → 無人島で生き残る可能性は0ではない。
① コロナでしたいことも出来ない。 → コロナだからこそ出来ることが見つかった。
① 我が社が生き残る可能性はほとんどない → 我が社が生き残れる可能性は0でない
どうでしょうか、まったく感じる印象が違いませんか。
同じことなのに、右の方が俄然、頑張れそうで、気持ちがポジティブになりますよね。
これ、理屈で考えると同じで、子供だましだ、と思われるかもしれません。
でもわかっていても、感じる気持ちがこれほど違うなら、それを使わない手はないですね。
脳は自分が発する言葉に左右されるようなので、上手に脳をダマして気持ちよくなりましょう!
あ、目の前のビールの残りが少しになってきましたが、いや、まだ1/3も残っている、グイっと飲み干そう!
これでいいでしょうか?(笑)
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