「自分のことを、賢い人間だ、と思っている人の方が人生は苦しくなる。
どこか抜けてて不完全でダメな部分があることを知っている人の方が幸せになるもの」
これはある有名な方の言葉ですが、今日はこの言葉が妙に響いてます。
皆さんはどう思われるでしょうか?
自分なりに分析してみると、賢いと思っている人は、自分より優れている人を目の前にした時に、負けたと思うのが嫌だから、相手から学ぼうとしないで、自分の優位性を探そうとする。いつも虚勢をはって無理をする。自分の弱いところに目を向けないので、弱点がわからないし、したがって改善もしない。
周りの人から見ても、必要以上に自分を良く見せようとするので、好感度は低いし、心を割って話せない相手とみられる。
一方自分にダメなところを自覚している人は、人に対して虚勢を張らないで、オープンマインドに弱い部分も見せ自己開示するので、親しみを持てる。 また弱いところをさらけ出すぐらいだから、補うだけの強みを持っているのだろう、とその自信が伺われるというものです。
何より、自分の至らないところを知っているので、それを改善しようと努力される人だろうなと思います。
普通に考えても、人の強み、得意なところばかりの人はいないと思うし、弱みの無い人もいないです。だから、人は補い合うことで相乗効果を発揮するんですよね。
そういう意味でも、常に自分の不完全さを自覚出来ている状態は健全で自然、だから人はそういう人に安心感をおぼえるし信頼感も持つのでしょうね。
反対に、そうでない状態の人は、たくさんの悪い所や人から嫌がられている所があっても、問題は特にないと思うのでしょうから、人は近づきたくないし関わりたくないと思うのでしょうね。
願わくば、いつもどこか抜けてて、不完全でダメな部分があることを知っている自分でありたいと思った1日でした。
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