誰でも最初があった

現役の保育士でありながら、Twitterのフォロアーは50万人、YouTubeのチャンネル登録が30万人の人がいる。

 

名前はてぃ先生、カリスマ男性保育士です。

 

その彼がフォロアーのひとから質問があったらしい。

「今が０の状態で、今から０スタートして、同じように有名人になれると思いますか？」

 

それに対して、優等生的な答えとしては、

「情熱は同じだから、0になり振り出しに戻っても、創意工夫しながら、今の状態まで努力しながら到達するとおもうよ」の様だと思います。

 

しかし彼は「何で今さら０に戻って考えなくてはいけないんだ。ここに至るまでいろいろトライしてここまで来たのです。この質問おかしくないですか」と興奮気味に言ったのです。

 

少し大人げないな、質問者は、思いがあったら壁を乗り越えていけることを確かめたかっただけなのにな、とも思いました。

しかし、てぃ先生はここまで来るのに紆余曲折がありたいへんな苦労もしてきたのです。

人との出会いもありサポートもしてもらっただろう、そんな複雑なことの積み重ねがあって今があるとすれば、同じように出来ますかと聞かれたら、簡単に出来ますよと言えないだろうな、とも思いました。

 

どんな有名人や何かを成し遂げた人も最初から出来ていた人はいません。

有名になった人はあまり語りませんが、最初はたいへんだったのでしょう。人は、今しか見ないので、プロセスを考えることが、なおざりになってしまうのです。

 

えてして自分が目標とする人やあこがれる人がいた場合、今の状態に自分もなりたいという思いが強くなると、プロセスをすっ飛ばして何とかならないかと考えてしまいがちです。

 

当り前ですが、誰でも最初は0からのスタートだったことを肝に銘じ、目標に向かって焦らないで淡々とやり遂げることが大切と気付きました。

 

 

てぃ先生、もちろん0に戻っても、その時の状況に合わせ、今以上にやり遂げるんですよね？