サラリーマンが長年培ってきた経験と知識は相当のものがあると思います。
内容はともかくとして、そこにかけた年数と時間は相当なものです。
1万時間かけるとプロレベルのスキルと知識を得ることが出来るという「1万時間の法則」に従えば、十分なプロといえます。
それがいざ定年の年齢になり、自分を客観視したときに、自分は食べていけるだけの知識とスキルは持ち合わせていない、とほとんどの方が自己評価されるのです。
ホントにそうなのか? なんの経験も知識もないのか?
そんなことはありませんよね。
何かのスキルと知識はあります。
今までの世の中は、定年後は退職金と年金で人生を閉じるまで何とかなったので考えなくてもよかった。 しかし、昨今は、医療の進歩と食生活の改善から長寿になったことと、年金額が少なくなったことから、少しの贅沢をしたい場合はプラスアルファ―の仕事が必要になってきた。 それに加えて、仕事しないとボケがきて、痴呆症で家族に迷惑をかけるので、生涯、脳を活性化するための仕事という側面もでてきた。
このような背景は十分わかっている、とお叱りの言葉をかけられそうですが、現実問題どうしたらいいのというと、タイトルにある自分の経験を売る、そして必要な人がそれを買って、役立てる、そういうことが上手く回れば、双方上手くいくと思うのです。
そうすると体力も心配せず、ネット環境があれば、上手くいけば70歳、80歳になっても仕事が出来ることになるのです。
ではどうしたら良いのかということですが、まず経験とスキルが人の役に立ち、それを求める人が必ずいる、と信じることだと思います。
それが出来れば、後は何とかなると思うのです。
得てして自分を低く評価し、自分には特別な才能がない、と思うことをやめて、「これだけ長い間働いてきたのだから、何かあるはずだし、それが自分にはよくわからないが、でもこんなことは他の人は経験していないなー、自分はこんなことを長くやってきたなー」という風に考えてみると、何かが見え始めてくると思います。
また人に自分のやってきたことを話してみると、「へーそんなことが出来るのですね。凄いですね、自分には出来ないなー」ということがわかってくるものなのです。
そうすると段々自分のオリジナルなものが積み重なっていき、自分ならではのものが見つかってくると思います。
それを少しずつ磨き上げていくと、ぴかりと光るものに仕上がり、人に売れるものになっていきます。
経験が売れるということが現実化していきます。
ではどうすれば売れるか? それはまた別のブログでお話します。
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