自分が撮影した写真が、自分が見た目以上に綺麗に撮れていると思ったことはないでしょうか?
「あれ、思った以上に綺麗に撮れたな」と思った時は、自分の腕でなくカメラレンズのお陰らしいですよ!
「自分が見える範囲は限られています。自分が見えてない部分をカメラがとらえて写してくれるのですよ」カメラマンの小川義文さんは教えて下さいます。
自分が見えているものが全てで、それ以外はそこにないと思いがちですが、そんなことはないことぐらい、よく考えればわかります。
自分の周りには分子、電子、素粒子が渦巻いていますが、見えません。でも確かにそこにはあります。科学的に証明されています。
科学的に証明されているから、あるのだろうと納得します。
しかし、厄介なのは、日常で自分が見ている世界です。
主人公は自分だから自分中心に考えがちです。
自分が見えないのだから、自分は聞いていないのだから、それは知らないと否定してしまいます。
でも実際は見逃したかもしれないし、その人には聞こえていないのかもしれません。(ヘルツの高いものはある年齢からは聞こえなくなるのはよく知られています)
自分には見えていないのかもしれない、見逃したのかもしれない、自分には聞こえていないのかもしれない、そのように一度考えてもいいのではないでしょうか?
動物、昆虫の視覚、聴覚は人間の機能を超えている場合があります。
人間として、個人として、もっと謙虚になって耳を傾ければ、見え聴こえてくるものがあるかもしれませんね。
コメントをお書きください