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筋肉が衰えると生活習慣病になる

筋肉が衰えると糖尿病などの生活習慣病になりやすいということをご存じでしょうか?

 

糖尿病や心疾患など生活習慣病にならないためには筋肉を鍛える必要があります。

 

なぜなら、糖質は80%が筋肉に蓄えらますが、筋肉量が減ることで、筋肉に蓄えられる量が減り、その分が肝臓に移行し脂肪になります。それにより中性脂肪値が上がり、糖尿病のリスクが高まるということになります。

 

立命館大学 スポーツ健康科学部 教授の藤田聡先生によると「筋肉をつけることは基本的に健康を維持するために非常に重要」ということです。

 

では私たちの筋肉量がどのレベルにあるか、減っているのかどうかを確認する簡単な方法をご紹介します。

 

「ゆびわっかテスト」といって。先ほどの藤田先生が考えられた方法です。

両手の親指と人差し指で「わっか」をつくります。そのゆびわっかを、ふくらはぎの一番太い所にあてた時、そのゆびわっかで囲めなく、太ももの方が太い場合は筋肉量があるということになり、逆にゆびわっかより太ももの方が細く余る場合は、筋肉量が少ないということになります。

 

では簡単に下半身を鍛える方法の中で「ふくらはぎ」と「すね」の筋肉を鍛える方法をご紹介します。

 

まず「ふくらはぎ」の筋肉ですが、ふくらはぎの筋肉は血流を一気に全身に巡らせてくれるので第二の心臓と言われています。大事な筋肉です。鍛えることで、むくみをがとれやすくなります。

やる運動は「両足かかとアップ」といって、かかとをゆっくり上げていきます。上げた後はゆっくり戻すが、下につかないで、浮いた状態でまた上げていきます。これを繰り返します。

 

次に「すね」の筋肉(脛骨筋)ですが、この筋肉が衰えるとつまずきやすくなります。

「かかと歩き」といって両かかとで立ってそのままそこで足踏みします。

 

この二つの運動をすることで、むくみとつまずきで転ぶことを予防できますので、ぜひやっていきたいですね。

大切なことは習慣化することなので、日常の動作、例えば歯磨き時にこの運動をするとか、日常動作と組み合わせて行うことが継続する秘訣のようです。

 

 

筋力アップすることで生活習慣病にならないように心がけていきましょう!