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いろいろな子どもに向き合うには人間性が必要

保育園には、いろいろな子どもがいます。

 

発達に課題がある子、家庭の事情を抱えている子、海外からきた異文化の子、性格に問題のある子、運動が苦手な子、暴れまわる子、などなど様々です。

 

このような子どもに対峙するにはどうしたら良いと思いますか?

 

対応が難しいかもしれませんが、まずは受け入れることから始めなくてはいけません。

自分が気に食わないので、自分と合わない子は見たくない、となると誰も見ることが出来なくなります。

 

どのような子どもであっても、この子はこういう子で、それ以上でもそれ以下でもない、そういう子としてそのまま理解することでその子を受け入れることになる。

 

こう思えるには、受け入れる側に受け入れるだけの度量、人間性が必要になります。

自分に都合の悪い事でも受け入れる。しかもその子に対しての愛情は欠かしてはいけない。

こう書いていてこれが出来る人は凄いな、と思えてきます。

 

日頃子どもを保育しているのは保育士さんです。保育士さんは新卒の若い子から、子育てが終わったベテランの保育士さんから年齢層は様々です。

ベテランになると子どもへの対応は肝が据わっていますが、最近の保育学に対しては疎い場合もあります。

一方新卒は何から何まで経験がないことだらけで大変です。

 

保育士さんは人間性を高めることで、子どもたちに良い影響を与えることが出来ます。

子どもは保育士さんからの影響を受けるのです。

日頃から、子ども以外にいろいろな人と話す機会を作るとか、本を読んだり、映画を見ることで疑似体験をしたり、人への理解を深めるように行動することが必要でしょう。

 

保育士さんは子どもだけでなく、人として育っていかなければいけない。

子どもに与えた影響はすぐにはわからないが、将来大人になってから社会に多大なる影響を与えることで実となって結ばれるのです。

 

何だかロマンですね!