本の編集者さんから聞いた話です。
本は出版社あるいはフリーの編集者の方が、著者の方を探し、売れると思う人に出版の話を持ち掛ける、という流れらしいです。
もちろん、いいコンテンツを持っている方を探されるのですが、裏話として、一緒に仕事をしたくないと思う人がいるそうです。
どんな人だと思われますか?
それは、恐い人らしいです。
編集者さんは編集のプロなので、こうした方が良いですよ、と著者にアドバイスされることがあるらしいのですが、そんな時「いや、そうするのは良くない」と頑固で、こだわりが強く、人の意見を聞かない人は嫌なようです。確かにそうですよね。
一方、編集者の意見を聞いて、自分の中に落とし込み変更する人とは、一緒に仕事がしたいらしいです。ポイントは「お人柄」の様です。
本づくりは著者と編集者の共同作業と言われていたので、著者が嫌な人ならいい作品は出来ないでしょうね。
同じことはシニアの再就職の時にも当てはまると思います。
特にシニアの人は一般的に頑固な人が多いと思われます。長い間の経験や知識から持論にこだわる人がよく見られます。
このような人は周りから疎んじられ、自然と人は近づかなくなるので、本人が気付かないうちに誰からも相手にされなくなります。
私も再就職後、そんな時がありました。自分のやり方にこだわりマイペースで仕事をしてしまい、関係者から嫌がられたのです。自分では気づかないものです。
幸い私は近しい人から指摘を受けて、何とか修正することができ、難を逃れました。
シニアになると、自分では大丈夫と思っていても、人から見ると許容範囲を超えていることもあります。
シニアだからこそ、謙虚な気持ちで人に接することが何より大切だと、改めて編集者のお話から思い出しました。
シニアの方にとって、あらゆる扉を開けるカギは「謙虚なお人柄」なのかもしれませんね。
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