今後高年齢者の割合が多くなり、労働人口が減少してきます。そこで高年齢者雇用安定法を改定することで定年を引き上げ、業務委託契約やシニアの起業を推進する動きが出てきました。
国がこのような方向性を示しているので、当然それに見合った事業を推進しているのです。
通常は目につかませんが、シニアのセカンドキャリア事業、起業を後押しする事業を国や自治体が行っています。 国や自治体は民間に委託して、事業そのものは民間などが受託しているものが多くなってきました。いくつかご紹介します。
【セカンドキャリア支援】
l 東京都主催 東京セカンドキャリア塾
l 各自治体で行っていますが、私が住んでいる茨城県では「夢を叶えるスモールステップ講座」があります。皆さんの自治体で検索すればあると思います。
【起業支援】
l STARTUP HUB TOKYO
ここは若者からすべての人に起業に関するセミナーやコンサルタントを提供しています。
l 東京シニアビジネスグランプリ
55歳以上用の起業を推進する事業です。55歳以上が対象です。今までの起業は若者中心でしたが、ついにできたか、という感想です。
これはビジネスプランコンテストです。ファイナリストのうち入賞者には賞金を交付。また、起業支援資金としてファイナリスト全員に100万円を交付(※条件あり)し、継続的な支援を実施しています。
l 銀座セカンドライフ
各自治体からの起業セミナーを実施している。
たいへん驚くべきことに、これらのセミナーや勉強会は質が高いものが多いですが、なんと無料なのです。
多分問題意識の高いシニアはお金を出して関連のセミナーに参加された人も多いと思いますが、無料には驚きます。
やはり国も制度を促進するからには、やることはやっているとの実績を出さないといけないので補助金を出しています。
こういうことはあまり広く知られていないので、縁ある人は利用しない手はないですね。
知ることが次のステップの足掛かりになることもあるのでチャレンジして見られたらどうでしょうか。
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