シニアの男性料理初心者がやってはいけないことを昨日書きました。
実はその逆をすれば奥さんから好感度が持たれるのです。
キーポイントは、「料理下手の自分だけど、少しでも奥さんが楽になると思って、頑張って作ります。味は保証できないけど我慢してね」という謙虚な気持ちで作るということです。
この気持ちはあなたを救います。
仮に美味しくなくても、味以上にお父さんが一生懸命作ってくれたんだ、という気持ちが嬉しくて好感度が上がります。
もし美味しく出来たとしたら、期待以上の出来栄えと思われるので、喜んでくれると思います。ただし奥さんより上手だろうという気持ちは持ってはいけません。
では二つ目のポイントです。
それは大方の男性がやらない洗い物を、出来るだけ料理をしながらやってしまうことです。
特に大物、フライパンは炒めて皿に移した瞬間に洗うようにします。よく王将の餃子で、フライパンで炒めた後すぐに洗っている、あの姿です。
私も洗う時、いつも王将の料理人をイメージしています。
三つ目です。
たまに料理をする人にとっては、料理はやっぱり大変ですよね!
この気持ちを奥さんに素直に言うことです。
例えば「料理ってたいへんだねー、自分でやってみてわかったよ。これを毎日してくれているのは凄いよ、有難うね」と一言、言ってあげるのはどうでしょうか。これは本心で言えますよね。
こうして言ってもらった人は、「あーわかってくれたんだ」とホッとするものです。
私も毎日料理を作り続けていますが、子どもからは、めったに言われませんが。でも「いつも有難うね」と言ってくれたことがあって、その時は何だか報われたような気持になりました。
やはり言葉にして言ってもらうと嬉しいものです。
以上3点お伝えしました。
これは料理だけのことを言っているのでなく、シニアの方が定年後、周りから嫌がられず、自分の居場所を確保するにも実は大切なことなんです。
食事は毎日のことなので、その時の思いは蓄積していきます。悪い思いがあると鬱積していつか爆発するかもしれません。でも良い思いが蓄積すると、人間関係改善のきっかけになってくれます。
さらに良いことは、男性が自立できることです。奥さんがいなくても、自分の料理を作れるようになると、食事のことで奥さんに頼らなくてよくなります。 奥さんは出かけやすくなり、これは何より喜ばれるポイントで、好感度爆上がりです。
やっぱり料理はパワーを持っていますね。
美味しいものを食べると、楽しく幸せになります。
多少落ち込んでいても、食べると気分が変わります。
みんなで美味しさを共有することで連帯感が生まれ関係性が良くなります。
最初は不器用かもしれませんが、レシピを見ながら始めてみませんか?
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